「自分軸の見つけ方」「やめてよかった思考習慣」「“私らしさ”を育てる習慣」

1. 自分軸の見つけ方

―他人の期待じゃなく、自分の心に正直に生きたいあなたへ―

「人にどう思われるか」ばかり気にしてしまって、
気づけば自分の気持ちが後回しになっていませんか？

私たちは小さい頃から「こうあるべき」と教えられて育ってきました。
だから、いつの間にか「自分の軸」よりも、「他人の基準」で物事を選んでしまうこと、ありますよね。

でも、本当に大切なのは“自分にとっての正解”を知ること。

✏ 自分軸を見つける3つのヒント

1. 心が動いた瞬間を書きとめる
   　嬉しかったこと、イラッとしたこと。どちらも「本音」への手がかりです。
2. 「～すべき」を「～したい」に言い換えてみる
   　たとえば、「もっと働くべき」→「本当はどう働きたい？」と問い直す。
3. 子どものころ好きだったことを思い出す
   　大人になると忘れがちな“純粋な好き”は、自分軸に直結しています。

少しずつ、自分の声に耳を傾けて

自分軸は、急に見つかるものじゃありません。
でも、毎日少しずつ「本当はどうしたい？」と問いかけていくと、
だんだん心の輪郭がくっきりしてきます。

焦らなくて大丈夫。
あなたのペースで、自分との対話を続けていけますように。

2. やめてよかった思考習慣

―手放したら、心がふっと軽くなったこと―

30代になって気づいたのは、
「何をするか」より「どんな思考を手放すか」のほうが
心の自由につながることもある、ということ。

ここでは、私がやめてみてよかった思考習慣をいくつかご紹介します。

手放してラクになった思考たち

1. 「みんなできてるのに、自分は…」という比較癖
   　人には人のリズムがある。比べた瞬間、自分を見失ってしまうから。
2. 「完璧にやらなきゃ」という思い込み
   　70％でもいい。まず動いてみることのほうが、ずっと大切。
3. 「嫌われたくないから我慢しよう」
   　優しさと自己犠牲は別物。ちゃんと「NO」が言えるのも、大人の優しさ。

思考の“断捨離”は、心のスペースづくり

思考のクセを見直すのは、自分と向き合うきっかけになります。
「これは私を苦しめていない？」と時々問いかけてみてください。

手放すことで、新しい風が入ってくるかもしれません。

3. “私らしさ”を育てる習慣

―毎日のなかで、自分に優しくなれる小さなヒント―

「私らしさって、なんだろう？」
そう思ったとき、特別な何かを探す必要はありません。

むしろ、“毎日をどう過ごすか”のなかに、
あなたらしさはちゃんと宿っています。

“私らしさ”を育てるちいさな習慣

1. 朝、5分だけ自分に声をかける時間をつくる
   　「今日も楽しもう」「自分の気持ちを大切にしよう」と、一言だけでもOK。
2. 一日に1回、“好き”だけをする時間を作る
   　休憩、読書、散歩、カフェ…心が満たされる時間を優先してみて。
3. できなかったことより、“できたこと”に目を向ける
   　小さな達成感が、自己信頼を少しずつ育ててくれます。

「私でいること」を心地よく感じる日々を

“私らしさ”は、積み重ねで育っていくもの。
無理をしなくていいし、派手じゃなくてもいい。

あなたが「これでいい」と思える瞬間を、
これから少しずつ増やしていけますように。